CFD

スポンサーサイト

--:-- | スポンサー広告 | cm | tb | edit

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

COMMENT FORM






[編集用PASS] 


TRACKBACK

スポンサーサイト のトラックバックアドレス
http://shiro46.blog2.fc2.com/tb.php/629-cffe3279

佐藤大輔 / 伊藤悠 『皇国の守護者』

23:29 | BOOK | cm:0 | tb:0 | edit

皇国の守護者(1)
皇国の守護者(1)
佐藤 大輔 / 伊藤 悠

数週間前、本屋の店頭で“オススメ!”というPOPと共に陳列されていた二冊の漫画が私の視界に入った。並んでいる一巻と二巻内の一冊、第一巻の表紙に瞬間的に胸を射抜かれた。結局その時は手に取ってまじまじとその迫力ある絵を眺めただけだったが、数日後に日頃拝見しているサイトでこの漫画の話題が出ていたのを見て購入を即決。
 
海洋上に浮かぶ島国<皇国>。<皇国>の数十倍の土地面積・勢力を持つ超大国<帝国>。その<帝国>が<皇国>を襲う。主人公である<皇国>陸軍 新城直衛が剣牙虎と共に<帝国>の侵攻を食止めんと立ち向かう。
所謂軍事もの。原作として佐藤大輔 著の同タイトル小説が存在する。
<皇国>と<帝国>はそれぞれ日本とロシアを彷彿とさせるが、物語の舞台は人と龍とが共存し契約を結んだ“<大協約>世界”と呼ばれる架空世界である。明治・大正・昭和初期、私が小説など活字を楽しむ際、格別に好きな時代。そのような年代(本作では恐らく日露戦争時、明治後期)をベースに、天龍や剣牙虎(サーベルタイガー)や導術兵(テレパシーのようなもので友軍との通信や索敵を行う兵)など、ファンタジー的な要素が諸所に組み込まれている。中途半端なファンタジー作品は私にとっては逆に興ざめ感を与えるが、この作品は史実を読んでいるかのような現実色と異世界色のバランスが上手い。
戦術・戦局についても、平明な描写のおかげで軍事ものがさほど得意ではない自分のような人でも比較的すんなりと理解でき、その世界に入り込む事が可能だろう。
 
また、忘れてならないのが主人公の新城。部下を統率し冷静な采配を下し、時に敵を前に狂気染みた表情を見せる。しかしその内には怯懦な新城直衛がいる。
単に“二面性を有する”という理由だけではないのだろう。作中からは彼が一癖も二癖もある人物という事が随所で伺える。彼の特質についてはまだまだ解き明かされていない部分も多いはず。戦局と共にその辺りも今後見所となりそう。
 
軍戦記好きには打ってつけな本作だが、私個人としては作画が非常に好みだというところも付け加えておきたい。書店で一目で惹きつけられた第一巻表紙。この迫力、本当に素晴らしいです。額にでも入れて部屋に飾っておきたいわ(既に携帯待受にはしているが)。もちろん作中での描画も魅力的。敵を強襲する瞬間の新城の面構えには心底ゾクゾクさせられる。私は原作小説は未読のため、小説から把捉する新城と漫画の描写上の新城を比べる事は出来ないが、彼の曲者ぶりもこの作画によって一段と際立っているのでは、と思う。
 
原作小説もやはり気になるところではあるが、私はこの伊藤悠氏の絵で『皇国の守護者』を楽しみたい。その際、先のストーリーのネタバレは御免蒙りたい。単行本でじっくりじっくり読みたい、そんな漫画。
 
『皇国の守護者』公式サイト
ストーリーの概要など、私なんかの解説よりこっちを見た方がわかりやすい。

http://annex.s-manga.net/koukoku/
関連記事

COMMENT FORM






[編集用PASS] 


TRACKBACK

佐藤大輔 / 伊藤悠 『皇国の守護者』 のトラックバックアドレス
http://shiro46.blog2.fc2.com/tb.php/629-cffe3279

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。