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ROCK IN JAPAN FES. 2006 【1/2】

15:07 | ライブレポート | cm:6 | tb:0 | edit

ROCK IN JAPAN FES. 2006 @ 国営ひたち海浜公園 2006.08.04 ⇒ 2006.08.05
 
くるり数十分前◆1日目 08/04◆
「んん?何か例年より電車混んでね?」と思いながら常磐線鈍行を立ちっぱで1時間半。途中で気づいたが自分今まで初日に参加した事がなかったんだ。初日=平日=お勤めの方々が多数。初日=大荷物を持った泊り掛けの参加者も多数。まぁ帰りに立ちっぱよりはイイです。
勝田駅からのシャトルバスも乗車までアホみたいな暑さの中数分待たされた。今までこんな事なかったのにー。やっぱりこれも初日だから?それともフェス自体の参加者が多いから?
9時ちょい過ぎに海浜公園到着。ゲートでリストバンドを貰い、「さぁ行くぞー!」と気合を入れた直後に目に飛び込んだ小さな青い立て看板。“COUNTDOWN JAPAN 06/07第一弾出演者”!フジファブリック!THE BACK HORN!!うはーー行くがなーー!!開場早々の嬉しいニュースにテンション急上昇で顔もニマニマ。
 
で、まず向かうはGRASS STAGE。数十分並んでくるりグッズのチョークバッグを購入。すぐに西口エリアに戻る。
 
DEPAPEPE[SOUND OF FOREST]
木陰でまったりDEPAPEPE待ったり初日のトップバッター、「絶対これ観る!」ってのはなかったんだけど、3日間通してもSOUND OF FORESTで観れそうなのってこの時のDEPAPEPEぐらいだったもんで。去年森には行かなかったから一度森も体験しておきたかったんだ。
DEPAPEPEはホントに森にぴったりですね。脇の木陰で座って聴いていたけど爽やかで気持ちよかったー。しかし逆にまったりし過ぎて、そのまま穏やかなメロディに乗せて「ま~た~あ~し~たぁ~」みたいな流れになりそうだと若干感じたり感じなかったり(笑)始まったばかりなのに。
 
Salyu[LAKE STAGE]
LAKEの飲食ブース前を一店一店のメニューを確認しながら「何食べようかな~」なんてフラフラと歩いている途中、何となしにステージの方に顔を向けてみた。その時の自分は食べる事で頭がいっぱいだったのに、真夏の汗だくで埃まみれな世界の中では異彩とも思える白いワンピースを風になびかせながら伸びやかな声を響かせるSalyuの姿をチラッと目にした途端、目元が急に潤みだした。ナニコレ。どうなってんだー。
この場合“観た・聴いた”ではなく、本当に一瞬“目を向けた・聞こえてた”に過ぎないが、あまりにも衝撃的な出来事だったので。Salyuの曲は進んで聴いたりしないが多くの人を惹きつけてやまない事実は大いに理解できる。
 
シュノーケル[WING TENT]
腹ごしらえの後、シュノーケル。爽やかでいて、非常に力強いライブでした。
 西村「改めましてこんばんは!シュノーケルです!」(数十秒後)「さっき間違って『こんばんは』って言っちゃった(苦笑)」
なんてエラーもあったが(笑)
暑さでやられていた体力&気力もトリプルメガネによって回復。私にとってメガネは清涼剤だわ。
 
plane[WING TENT]
去年のジャパサで初めてライブを観て「まぁまぁ良いかな~」なんて思って。でも今年に入ってリリースされたアルバム『SLOW EXPRESS』を期待して聴いた時の自分の感想は「ちょっと期待外れ…?」というもので(もっと正確に言うと、シュノーケルの『SNOWKEL SNORKEL』と同時に聴いた為どうしても両方を比べてしまい、どっちかというと『SNOWKEL SNORKEL』の方に惹かれた、って話。全く良くなかった訳ではない)。この日も正直言うと「この時間帯で他に観たいのがなかったから」という理由でTENTに行って……。そんな、私の中ではあくまでも“まぁ普通”という存在だったplane。ところがどっこい、これがまた予想外に良いステージだった!!
前回観た時は全く曲を知らないに等しい状態だったからかな。ここ数ヶ月は何だかんだ言ってiPodに『SLOW EXPRESS』入れて聴いてたからね、自然とカラダも動くし。中でもボーカル菊地君がハンドマイクで歌い上げた『ついておいで』には心奪われた。かーなりグッときた。やっぱりCDとライブでは違うわー。またどっかでお目にかかりたいっす。
 
175R[LAKE STAGE]
木陰でアフリカ料理店の客引きを観察しながら、そして仮設トイレの中(笑)から、「『SAKURA』懐かしー。あの頃は結構好きだった」とか思いつつ聴いてました。まぁ休憩タイムのBGMというか。
そんな中、中盤でやってたとある曲(タイトルは全くわからん)がちょっと自分の琴線に触れたのですよ。気になる、かも…。
 
THE BACK HORN[LAKE STAGE]
休憩テントでしばし体を休めたのち、「そろそろ行くか!!」とスタンディングゾーンに降りたところ、松さんと光舟がちょうどサウンドチェック中。光舟のデコが太陽光を反射して見事な照りを見せていた。2人が捌けた直後に栄純のギターチェックに現れたスタッフが「本人ではありません」と言っていた。わかってらい。
で、肝心のライブはっていうと…、非常に暑くて熱かったー!お陰であまりセットリストは覚えてないのだが、『8月の秘密』にはもう悦喜!!「まさかここでこれが聴けるとは!」って。タイトルからしてそうだがジリジリに熱せられた環境に絶妙なマッチングをみせつつ、何ともいえない切なさに胸が締め付けられた。元々好きな曲だから嬉しいってのもあるけど、それよりとにかくあの環境で聴けた事に心底感謝。
しかしやたらと客から「頑張れー!」と声を掛けられる松さん。その度に「頑張ってるっつぅの!」と返す。まぁ、こういうポジションだよね、松さんは(笑)
 
ハヤシヒロユキ[DJ BOOTH]
ヨン様がひたちなかにいらっしゃった。
去年のCDJと同じくこの不法集会後、喉に痛みがー…;前回の反省を活かしてあまり大きな声は出さなかったのに、結局周囲が芝生なので喉がやられたらしい。ちゃんと喉飴も舐めてたんだよ?
 
HUNGRY FIELD
「腹減ったー!」って事で、一路ピークが過ぎてかなり閑散としているHUNGRY FIELDへ。いやホントに空き空き。微かに森の中まで届くKjの声を聞きながら梅うどん。
 
くるり[GRASS STAGE]
薄暗い空+ボンヤリと照る半月+ステージの淡黄色のライト、そして緩やかに流れるスメタナの『モルダウ』。映画のワンシーンのような幻想的なオープニングに心が震えた。のも束の間、登場したメンバーが全員黒マント&ハット着用で笑いが。いや、カッコいいっちゃカッコいいんだけど、“怪しい”という印象の方が正直強い(笑)しかしヤバイ、黒マントも含め、のっけからこんなオープニング体感しちゃったら20時にはGRASSを後にしたかったのに最後まで観たい気持ちが膨らんじゃってしょうがないじゃないか!離れるに離れられないわっ!
『Tonight Is The Night』から始まり『ロックンロール』や『Ring Ring Ring!』『ばらの花』『東京』なども登場(順序は適当)。そんな中、自分は2曲目あたりから「あれっシゲールの声ってこんなんだったっけ?」と微妙な違和感を覚えていたのだが、後半のMCにて本人から「実は風邪引いてしまってあまり声が出ない」と告白が。あぁ、やっぱり。
「東京で医者に診てもらって『シャウトする曲はダメ』と言われて、『じゃバラードばかりで』と答えた」「でも今日は“俺なりのシャウト”の曲をやる」(MC要約 かなり曖昧カモ;;)
“俺なりのシャウト”と言われて真っ先に浮かんだのが『街』。『街』がくるのか…?けれど次の瞬間に鳴り出した曲は『虹』だった。そりゃなー、さすがに『街』のあのシャウトは今の状態じゃ無理だろう。
それより大好きな『虹』がようやく!実をいうと今まで一度もライブで『虹』を聴いた事がなかったのです(ワンマン行ってないしね。でも一番最初に観た時はやってたのかなー?セトリ覚えてない;)
岸田君はさっきのMC前までは喉を気遣いながら歌っていたんだろうな。「シャウトする」と自ら公言した後の『虹』は今までセーブしていた声を開放し、そのせいでところどころで裏返ってしまっていたが、“そんなのお構いなし”とばかりに熱のこもったパフォーマスを披露する。一方自分もそんなステージから一瞬たりとも目を逸らせなくなっていた。
 「船に灯をともし 浜木綿は揺れている 丘の向こうから君は僕を呼んでいる」
終盤、演奏が止み、岸田君の声だけが闇に包まれた会場内に優しく且つ力強く響いた。自分の瞳がかすかに潤んできているのを感じる。
この『虹』でひとまず本編終了?と思いきや間髪入れずに再び曲が始まった。……えっ?いや、ホントに?ちょっと嘘でしょう!??これは『街』じゃないか!やるの!?無理だよ無理だ!!そんな私の気持ちを尻目に、ステージ上では先程までよりも裏返りが増しながらも「こぉのぉーーー街は…」と叫び続ける岸田君が。誰が聞いても明らかにしゃがれてしまっており決して綺麗な歌声ではない。しかし岸田君のカラダ全体から溢れる気迫はグングンと増大し会場を飲み込んでいく。私自身も感情を抑える事が出来ず、曲中はずっとタオルで口元を押さえつつしゃくり上げながらその光景を見守った。
最後のサビは一体どうなってしまうんだ…。途中でそんな事が頭に浮かび気にかかってきた。
そしてついにラストの章節。
音が一瞬鳴り止んだ。ギターを肩から外し床に叩きつけた。スタンドマイクを握る。顔をぐちゃぐちゃに歪めながら張り上げた声が轟く。体中から死に物狂いで搾り出した絶叫だった。
 
大きな歓声に見送られながらメンバーがステージから姿を消す。アンコールは無し。若干口惜しい部分もあるが、早めに帰りたかった自分にとっては好都合だ。
  
鼻を啜りながら足早にスタンディングゾーンを抜けている最中に花火が上がった。私にとっては今年初の花火。この時ばかりは足を止めて「うぉーすげー。綺麗~!」としばし空を見上げる。写真撮る暇も無かったけど間近で迫力満点でした。
しかし再びゲートに向けて歩き出した途端また鼻ズルズル。しばらくは先刻のステージの余韻から抜けられなかった。凄いステージだった。一時は迷ったこの日のトリ、くるりを選んで本当に良かったわ。
 

帰りは特急で。今まで鈍行しか利用してなかったけど明日も早いので初めて特急券買いました。さすが特急!早いわー!しかも自由席ならスーパーひたちもフレッシュひたちも関係ないから、当初予定した便よりも1時間程前の臨時特急に乗れたし。混むかと思ったら全然空いてるし。
で、家に着いたのは23時半。即効で風呂に入り休足時間を足に貼って就寝。1日目終了。
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[編集用PASS] 

2006.08.15.Tue
21:06
 shiro
ハチさんこんばんは~!
実は私も当日は「あーなんだっけ聴いた事あるんだけどなぁ」ぐらいで、
帰宅後たまたま目にしたレポに『モルダウ』と書かれているのを、そのまま記載しただけという…。
聴いた瞬間に「これはスメタナの連作交響詩『わが祖国』より『モルダウ』だ」なんて言えればカッコいいんだろうな(笑)
姉所有のクラシックCD群の中には残念ながらスメタナの作品は無かったので
自分は着うたをDLして聴いてますー。けど30秒はちょっと物足りない;

以前ハチさんのライブレポを拝見してかなり感化されていたので、ラッドも捨てがたかったんですけどね~。
けどあれを観てしまっては、「くるりで良かった」と思わずにはいられないです。
6月に観たアジカンでも近いものを感じたんですけど
マイクの前に立つ者としての覚悟というか、心魂に徹した強い意気が伝わってました。
>「すごいものを見た」
私も終わった瞬間の最初の所感がそれでした(笑)スゲーものを観ちまった!と。

いつもツアーが決まる度に「どうしようかな~」考えてるのですが
全体で考えるとかなり暇なのにそういう時だけ;予定が入ってたり
何だかんだで観れないんですよね(苦笑)
今回も……うぉ~~~んi-202
  edit
2006.08.15.Tue
00:03
 ハチ
くるりのSE「モルダウ」っていうんですか?!
気になりつつもめんどくさいという理由で←笑調べてなかったんですよ・・・w
なんかshiroさんのとこで教えていただて、つかえてて放置してたものが
スーッと流れていった感じです!
今、うちのクラシックのCDラックをあさってモルダウを探し出し、聴いてます!
なんかゾクゾクします。これ聴くと(笑)

ワタシもRIJF参加しました。
ラストはらっどと迷った結果、ワタシもくるりでした。
感じるとこの多いライブでしたよね。岸田さんはやはり不満が多いみたいですが、いろんなトコで感想を見てると、逆にみなさん心を奪われたようで、
実際ワタシも終盤の鬼気迫る感じ、グツグツと溜まったフラストレーションが
目に見えて、岸田繁自身から体中での表現された感じは、呆然と立ち尽くしてひたすらステージじっと見入ってしまいました。そしてライブ後も余韻(感動とモヤモヤと・・・)が残り、しばらくして、やっと「すごいものを見た」ということで落ち着きましたw

くるり、ワンマン楽しいですよ♪
zepp東京、shiroさんもぜひ!!!
  edit
2006.08.14.Mon
01:31
 shiro
いやー、そんなに真剣に読んでもらえてるとは、私も感激です♪
なるべくその時の状況、感じた事を事細かに伝えたいという思いが強いせいか、
逆に冗長的になりすぎてるんじゃないかという不安も常に感じているのですよね(苦笑)
こうやって茄茄さんにコメントいただけて本当に励みなります!

一言で“LIVE”といっても、やっぱり場所や規模によっても雰囲気や盛り上がりって違いますよねー。
改めて考えてみると、私もフェスのような色んなアーティストのファンが入り乱れてる方が何となく気が楽かもしれないです。
ワンマンだとたまーに他のお客さんの気合の入りっぷりに引く時も、まぁ有ったり無かったり(笑
くるりのワンマンは何故か一度も行ってないけど、私もいつかは経験しときたい…。
今年の夏のライブでは各地とも『モルダウ』を流してるみたいです!
こういう意表をついた事をするのがくるりは得意なんだよなぁ~。
  edit
2006.08.13.Sun
00:31
 茄茄
こんばんは♪
いえいえ、shiroさんのレポには、本当いっつも感動させてもらってるんです!!
レポ見ただけでうるうるしちゃったのは、本当久しぶりでして…。

私、ワンマンのあの異様な盛り上がりが、ちょっと苦手な天邪鬼で…苦笑
どちらかと言うと(だいぶ小規模な)フェス派なのです。
しかも悲しいんですがZEPPとかもちょっと苦手で…くるりのLIVEとか行ったことなかったんです。
でも本当、受験終わったら絶対行こうと思いました。

くるりのオープニングSE(って言うんですか??)はモルダウなんですね!!
中学の頃、合唱で歌ったヒドイ歌しか思いつきません。。苦笑
  edit
2006.08.12.Sat
16:58
 shiro
茄茄さんこんにちは~!
コメントいつもありがとうございます♪

くるりの後半2曲は本当に気迫に満ちて
「声が出なくてもなんでも歌うんだ!!」という思いがビリビリと伝わってくる、すごいステージでした!

裏のRADもきっと良いライブをしていたんだろうなーやっぱりちょっと観たかったなー
なんて未練もあったりなかったりだけど(苦笑)、
くるりの幻想的なオープニングの光景を観た瞬間に「くるりで良かった~!」と確信しましたから。
それからというもの、『モルダウ』を聞くだけであの日の事を思い出してゾクゾクっときてます(笑)
  edit
2006.08.12.Sat
01:05
 茄茄
こんばんは、お久しぶりです♪
shiroさんのレポ、勝手にかなり楽しみにしていたので、バーっと全部いっきに読んぢゃいました。

岸田さんの喉の件、くるりファンの友達から聞いて心配していたんですが、
RIJFでやっぱりシャウトしてたんですね。
なんか心が不思議とモヤモヤしてしまいました…。

私はいつも、''未来予想図 in FES''を立てるんですが…正直なところ、ラストはRADWIMPSかな~??なんて思ってたんですが、
shiroさんの選択はすっごく大成功だ!!と、これまた勝手に思い、そして共感していました。。
ありがとうございました♪
  edit

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